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三井造船、「neo66BC」シリーズ9隻目を引渡し

2015年7月17日 (金)

荷主三井造船、9隻目のneo66バルクキャリアを引渡し三井造船は17日、玉野事業所で建造していたリベリア、ソラリスマリン社向け6万6000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ドラフトヴェーダー」を完成し、同事業所で引き渡した。

三井造船の6万6000重量トン型バルクキャリアー「neo66BC」船型9隻目の竣工。4基のクレーンを装備した5ホールド(貨物艙)の汎用バルクキャリアーで、「56BC」の使い勝手を踏襲しながら大型化を図った。

載荷重量6万6000トン以上を確保でき、キャパシティーも8万2800立方メートル以上と大容量を確保、石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆などのバラ積み貨物に対応するほか、長尺物やホットコイルなどの半製品も輸送できる。

オーバーパナマックス幅だが、抵抗特性のほかに現状トレードパターン、港湾事情、顧客ヒアリングの結果などを考慮し、幅広浅喫水とすることで配船自由度と輸送効率を高めた。