調査・データシステムリサーチ(名古屋市中村区)が運営する「創作品モールあるる」は8日、全国のネット通販利用者を対象に実施した置き配に関する調査結果を発表した。置き配の利用経験者は62.8%に上り、利用理由では「不在でも受け取れる」が77.7%で最多となった。一方、未利用者では67.6%が「盗難が心配」と回答し、安全面への不安が普及の課題として浮かび上がった。
置き配の利用状況は「よく利用する」が29.8%、「ときどき利用する」が17.0%、「利用したことはある」が16.0%だった。利用経験者に理由を聞いたところ、「不在でも受け取れる」に続き、「再配達を減らせる」が62.6%、「配達時間を気にしなくてよい」が55.8%となった。宅配ドライバーの負担軽減につながる再配達削減も、利用者側のメリットとして認識されている。
一方、未利用者が置き配を利用しない理由は「盗難が心配」が67.6%で最も多く、「雨や汚れが心配」が47.5%、「対面で受け取るほうが安心」が45.3%、「置き場所がない・適した場所がない」が35.3%、「誤配送が心配」が28.8%だった。
安心して置き配を利用するために必要な仕組みでは、「盗難・紛失時の補償」が58.5%で最多。「配達完了時の商品写真通知」が47.7%、「誤配送時の補償」が39.2%、「宅配BOX」が37.9%と続いた。置き配をさらに普及させるには、盗難や誤配送への不安を軽減する補償制度や、配送状況を確認できる通知機能など、安心して利用できる環境づくりが重要になりそうだ。
調査は7月30日にインターネットで実施し、全国のネット通販利用者400人から回答を得た。
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