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三菱電機、欧州起点に交通事業基盤を強化

2026年8月10日 (月)

M&A三菱電機は7日、100%子会社のMitsubishi Electric Europe B.V.(三菱電機ヨーロッパ)を通じて、ポーランドの鉄道車両用電機品メーカーMEDCOM Sp. z o.o.(メドコム)の株式を追加取得し、三菱電機グループとして全株式を取得することで合意したと発表した。必要な規制当局の承認を前提に、2026年度上期中の完了を見込む。

MEDCOMは1988年設立で、鉄道・都市交通車両用の補助電源装置や推進制御装置などの電機品、産業用パワーエレクトロニクス機器の設計、製造、販売、保守を手掛ける。従業員数は2026年6月時点で約450人。

三菱電機は2016年にMEDCOMへ初めて出資。MEDCOMは三菱電機製SiC(炭化ケイ素)パワーデバイスを活用し、高出力化や小型・軽量化を実現した鉄道車両用電機品の開発・拡販を進めてきた。

今回の買収により経営資源を一体化し、意思決定を迅速化することで、三菱電機グループとして事業運営の効率化と競争力の強化を進める。欧州市場を起点にグローバルでの交通事業基盤を強化するとともに、MEDCOMが持つ高性能なパワーエレクトロニクス技術を活用する。

今後はMEDCOMをコンポーネントやソリューションの開発・製造拠点として活用し、交通事業に加えて社会インフラ関連ビジネスの事業拡大を図る。

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