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名古屋港、外貿・内貿伸びず4月の取扱貨物量8.6%減

2015年7月22日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は21日、4月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2833隻(前年同月比2.1%減)で、総トン数は2033万トン (1.5%増)となった。輸出入、移出入がともに減少し、総取扱貨物量は1676万トン(8.6%減)と前年実績を下回っ た。

外貿貨物は、輸出で産業機械(11%増)が増加したものの、完成自動車(11.1%減)、自動車部品(9.3%減)などが減少したため、485万トン(9%減)と減少した。輸入で原油(37.3%増)が増加したが、LNG(30.7%減)、鉄鉱石(34.9%減)が減少したため、613万トン(8.9%減)と減少した。全体では1099万トン(8.9%減)と前年を下回った。

内貿貨物は移出が316万トン(10.1%減)、移入が261万トン(5.3%減)で、全体では577万トン(8%減)と前年実績を下回った。

外貿コンテナ貨物量は424万トンで4.5%減少した。このうち輸出は産業機械(9%増)、ゴム製品(3%増)が増加したものの、自動車部品(9.3%減)が減少したため、210万トン(4.4%減)と減少した。輸入は、衣類・身廻品・はきもの(12.4%減)、家具装備品(21.7%減)などが減少したため、214万トンで4.7%減少した。