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阪急阪神エクス、アジア向け堅調で航空輸出1.5%増

2015年8月7日 (金)

ロジスティクス阪急阪神エクスプレスは7日、7月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取扱件数が7.7%減(前年同月比)の1万6877件、取扱重量は1.5%増の5087トンとなった。件数が6か月連続で対前年マイナスだったものの、重量は22か月連続の対前年プラスで8か月連続で5000トンを越 えた。

TC-1向けは、中西部、西部向は自動車関連が堅調な荷動きを示した一方、東部向は前年の化学品特需の反動により前年実績を下回った。全体では、重量ベースで2年ぶりに前年実績を割り込んだ。

TC- 2向けは、ベネルクス、ドイツ向の自動車関連、医療関連が好調に推移し、全体では重量ベースで8か月連続前年実績を上回った。TC-3向けは、全体では重量ベースで2か月連続前年実績を上回った。タイ・中国・韓国向は電子部品、自動車関連を中心に堅調な荷動きを示したほか、台湾向に8月公演予定の宝塚歌劇団のスポット出荷があった。

輸入取扱件数は10.1%減の1万5279件で、13か月連続の対前年マイナスとなった。品目別では、コンピューター部品関連やアパレル関連はほぼ前年並みだったが、主力の自動車部品関連が低調に推移した。