鈴与、東北基幹拠点｢仙台物流センター｣が完成

ロジスティクス鈴与は17日、仙台市宮城野区で新たな物流拠点「仙台物流センター」が完工し、11日に竣工式を行ったと発表した。

同センターは、国道4号線（仙台バイパス）から1キロ、仙台東部道路「仙台港IC」から6キロ、仙台港からは8キロの好立地でありながら、BCPに対応したロケーションで、北海道・名古屋へのフェリーを利用しての長距離輸送が可能。

建物は、鉄骨造、2階建ての低床式倉庫で、延床面積2950坪。掘り込み式のコンテナ荷捌場を備え、一般消費財から建材まで多様な商品に対応する。

LED照明や太陽光発電の導入など、省エネ・環境への対応を充実させるとともに、非常用発電設備を導入し、災害時に停電となっても業務を継続できる体制を整えた。

同社は新拠点を東北エリアの基幹拠点として運用する方針で、仙台地区の既存倉庫を移転・拡張させ、運送を含む物流サービスの拡充を図る。

■仙台物流センター概要
所在地：宮城県仙台市宮城野区苦竹3丁目
営業開始：2015年8月17日
敷地面積：4080坪
延床面積：2950坪（鉄骨造り2階建て）