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富士通テンがドラレコ新商品、高危険度画像を自動抽出

2015年9月17日 (木)

サービス・商品20150917_01富士通テンは17日、業務用ドライブレコーダー「OBVIOUS(アヴィアス)レコーダー」の新商品として、クラウドと連携し安全運転を効率的に支援する「G500シリーズ」を18日から発売すると発表した。

新商品は、走行中に撮影した膨大な記録画像の中から事故につながる危険度の高い「ヒヤリハット画像」を自動抽出し、これまで管理者が目視で検出していた手間を省く。

また、「業界最大クラス」のイメージセンサーを搭載した高解像度のカメラを採用し、自車両と車線までの距離計測による「ふらつき(車線逸脱)検知機能」と、前方車両との車間距離を計測する「車間距離検知機能」を新たに搭載した。

これらの計測値は時系列に保存され運転診断データとして活用。時間帯別のふらつき度合いの傾向や速度別の車間距離の傾向など、ドライバーごとの運転特性を分析し、安全運転指導・教育に生かすことができる。ふらつき検知では危険と判断した場合に音声ガイダンスで警告する機能も搭載している。

このほか車両の位置、速度や急加速・急減速などのデータと、業務開始・終了、荷物積み卸しなど、作業状態のデータはオプションの通信ユニットを接続してクラウドに集約することで、リアルタイムで車両の位置や動態を事務所のパソコンで確認できるようになる。

さらに、トラック荷室の温度センサーやアルコールチェッカーなどを接続し、業務・運用状況に応じたカスタマイズにも対応する機能を備える。

ドライブレコーダー専用モデル「DRU-5010」とデジタコ搭載モデル「DRD-5020」(12月下旬発売)をラインナップする。価格はオープン。