拠点・施設プラスチック成形メーカーの天馬は15日、インドネシアで車両事業を拡大するため、カラワン県のスルヤチプタ工業団地に現地法人「天馬インドネシア」の第2工場を建設したと発表した。
同社は自動車部品製造などを担っており、東南アジア地区ではタイ、ベトナムに続いてインドネシアでも車両事業の売上拡大を狙う。工場を建設するスルヤチプタ工業団地は労働力を確保しやすいのが特徴。
進出する日系自動車メーカーの需要を取り込み、大型射出成形や塗装を中心に受注を拡大していく。
■新工場概要
名称:PT.TENMA INDONESIA SURYACIPTA(仮称)
建設予定地:インドネシアカラワン県スルヤチプタ工業団地
投資額:17億円
敷地面積:5万1000平方メートル(建屋面積2万7000平方メートル)
業務内容:自動車向けプラスチック大型射出成形、塗装及び組立
工場着工予定:2015年10月中旬
稼働予定日:2016年7月