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東急車輛特装がリコール、ローリー車配管に亀裂の恐れ

2011年9月6日 (火)

行政・団体国土交通省は6日、東急車輌特装(東京都港区)から、タンクローリー架装したトラックのアルミ合金製クロス配管に亀裂の恐れがあるとしてリコールの届出があったと発表した。

 

対象車両はいすゞ、日産ディーゼル、UDトラックス、三菱ふそう、日野自動車製のトラックのうち、2005年3月10日からことし4月12日までに製作された115台。

 

タンクローリー架装したトラックで、アルミ合金製クロス配管の耐久強度が不十分なため、荷下ろしポンプ使用時での内圧により、アルミ合金製クロス配管に亀裂が発生するものがあり、そのままの状態で使用を続けると、積載物品が漏れる恐れがあるという。これまでに確認された不具合は1件のみで、事故の発生はない。

 

東急車輛特装では、使用者にダイレクトメールか直接訪問してリコールを通知し、改善を実施した車両には運転席側ドア開口部のドアロックストライカー付近にステッカーを貼付する。全使用者を把握しているため、自動車分解整備事業者への周知措置は取らない。

 

■リコール対象車両は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/000164974.pdf