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常盤薬品、三重工場の設備強化し20日から本稼働

2015年11月17日 (火)

拠点・施設常盤薬品、三重工場の設備強化し20日から本稼働ノエビアホールディングス傘下の常盤薬品工業は17日、医薬品や食品のドリンクを製造している三重工場(三重県伊賀市)で、生産設備を強化した新たなドリンク製造ラインを完成させ、20日から本格稼働に入ると発表した。

これにより、生産能力を3割増強し、生産効率の向上と品質管理体制の強化を図る。また、取引先を対象とした工場見学会を実施できる環境を整え、「見せる工場」としての役割も担う。

新工場は、医薬品GMPを強化したほか、入退場者の記録や監視カメラの設置、私物持込制限など、フードディフェンスシステムを厳格化。LNG利用のボイラーシステムを導入し、CO2削減、省エネルギー対策に取り組むとともに、災害時の事業継続リスクを軽減する。

■三重工場の概要
名称:常盤薬品工業三重工場
所在地:三重県伊賀市白樫字永谷2636
敷地面積:9万3930平方メートル
延床面積:2万2000平方メートル
投資金額:21億円