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貨物船32隻が竣工、9月の造船統計速報

2015年11月24日 (火)

調査・データ国土交通省が20日公表した、9月の造船統計(速報)によると、造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は受注12隻(29万7000総トン)、起工28隻(128万4000総トン)、竣工32隻(99万3000総トン)となった。

竣工船価は1036億円、生産指数は60.1(前年同月比29.9%減)で、このうち国内船の竣工実績は6隻(3万4000総トン)、生産指数は171.9となった。内訳は一般貨物船が2隻、セメント専用船が2隻、自動車航走船が1隻、その他の船舶が1隻。

輸出船の竣工実績は合計26隻(95万9000総トン)、生産指数54.5となった。輸出船の内訳は貨物船が21隻で、そのうち、一般貨物船1隻(パナマ向け)、ばら積み船8隻(パナマ、シンガポールなど向け)、鉱石兼ばら積み船9隻(パナマ、マルタなど向け)、木材兼撒積船3隻(マーシャル諸島、シンガポール向け)。

油送船は4隻で、一般油送船1 隻(マルタ向け)、LPG船1 隻(マーシャル諸島向け)、化学薬品船2 隻(パナマ、ケイマン諸島向け)となった。その他の船舶は1隻(パナマ向け)。鋼船修繕実績は、112隻で工事金額は56億円だった。