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貨物船35隻が竣工、2月の造船統計速報

2016年4月18日 (月)

調査・データ国土交通省が18日公表した、2月の造船統計(速報)によると、造船主要54工場の鋼船受注・建造実績は受注5隻(10万2000総トン)、起工21隻(88万4000総トン)、竣工35隻(129万1000総トン)となった。

竣工船価は1315億円、生産指数は133.8(前年同月比46.9%増)で、このうち国内船の竣工実績は5隻(5万6000総トン)、生産指数は116.3となった。内訳は貨物船が2隻、「その他」船舶が3隻。

輸出船の竣工実績は合計30隻(123万4000総トン)、生産指数136.4となった。輸出船の内訳は貨物船が23隻で、そのうち、一般貨物船2隻(パナマ、香港向け)、ばら積み船7隻(パナマ、マルタなど向け)、コンテナ船2隻(パナマ向け)、自動車専用船1隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船9隻(リベリア、バミューダなど向け)、木材兼ばら積み船2隻(リベリア向け)。

油送船は7隻で、一般油送船3隻(マルタ、バハマなど向け)、LPG船2隻(パナマ、マーシャル諸島向け)、化学薬品船2隻(パナマ、マーシャル諸島向け)となった。鋼船修繕実績は、105隻で工事金額は65億円だった。