1月の造船統計速報、輸出貨物船36隻が竣工

調査・データ国土交通省が24日公表した、1月の造船統計（速報）によると、造船主要54工場の鋼船受注・建造実績は受注1隻（1000総トン）、起工21隻（102万3000総トン）、竣工47隻（180万4000総トン）となった。

竣工船価は1731億円、生産指数は176.1（前年同月比16.5％増）で、このうち国内船の竣工実績は3隻（10万5000総トン）、生産指数は80となった。内訳は貨物船が2隻、油送船が1隻。

輸出船の竣工実績は合計44隻（169万9000総トン）、生産指数190.7となった。輸出船の内訳は貨物船が36隻で、そのうち、一般貨物船3隻（パナマ向け）、ばら積み船12隻（マーシャル諸島、パナマ向け）、鉱石兼ばら積み船17隻（マーシャル諸島、パナマ向け）木材兼ばら積船12隻（マーシャル諸島、パナマ向け）だった。

油送船は8隻で、一般油送船2隻（パナマ、シンガポール向け）、LPG船2隻（パナマ、バハマ向け）、化学薬品船4隻（パナマ、ケイマン諸島向け）となった。鋼船修繕実績は、107隻で工事金額は30億円だった。