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物流46社・団体が2015年トップニュース発表

2015年12月17日 (木)

ロジスティクス日本物流団体連合会(物流連)は17日、会員企業・団体のうち7団体39社が2015年の自社の取り組みから「もっとも重要なニュース」を選定した結果をまとめ、発表した。結果と選定した団体・企業のコメントは次の通り。

企業・団体名内容コメント
物流連第1回物流業界研究セミナーを1月に開催「学生に向け物流の事業内容や重要性を伝えることを目的に会員企業24社が集結し、650人の応募があった。第2回は2016年1月16日に開催予定」
全日本トラック協会トラック運送事業の取引環境・労働時間改善協議会が発足「トラック運送業での取引環境の改善、長時間労働の抑制を実現するため、事業者、荷主、行政などが一体となり、中央、全都道府県に協議会が設置された」
日本船主協会海事産業界が協力してPR活動を展開、「海でつながるプロジェクト」や学校教育関連で第一歩「20回目の海の日を契機とした特別行事の一環として当協会による商船の見学会など海をテーマとした多彩なイベントを開催。また学校教育の中で海事産業の重要性が扱われるよう各方面に働きかけた」
日本内航海運組合総連合会内航海運暫定措置事業運用細目決定により終結に向け環境が整備「今年度をもって交付金制度、納付金免除制度が終了し、代替建造の促進により内航船腹の環境性能の向上などを図る来年度以降の事業の具体的運用細目を3月に決定し、平成36年度を目途とする事業の終結に向けた環境が整備された」
航空貨物運送協会認定航空保安教育訓練支援機関として教育訓練の本格的開始「航空局に昨年認定された航空保安教育訓練支援機関として本格的に教育訓練を開始し、特定航空貨物利用運送事業者などの従業員100人以上が受講した」
日本冷蔵倉庫協会日冷倉協による「冷媒フロン類取扱知見者講習」全国で開催「当講習修了者は、フロン排出抑制法に対応した『十分な知見を有する者』として確認される」
日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会「ローカルネットシステム」刷新V4稼動「より使いやすいシステム、安心して利用できる環境を提供。ビジュアルな画面構成、車両・荷物の検索が素早い、法令順守と事業適正化に役立つ」
岡山県貨物運送岡山県貨物運送(通称オカケン)ホームページがリニューアル「『いつでも、どこでも』をコンセプトの一つとして顧客にわかりやすく伝えられる様にし、IR情報の充実も図っている」
川崎近海汽船清水/大分航路開設決定、宮古/室蘭航路開設検討開始「清水港と大分港を結ぶ新規RORO定期航路を2016年10月に開設予定。また2018年の開設を目指し宮古港と室蘭港を結ぶ新たなフェリー航路の検討を開始」
近物レックス同業とのアライアンス開始、継続「成長戦略の一つとして、効率的な施設の活用、車両の運用、人員不足の対応を踏まえたアライアンスを開始した。今後もメリットがでれば業者を問わず継続する」
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ祝100棟記念(GLPの開発・運営施設)「先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるGLPは、GLP吹田、GLP流山I・II・IIIの開発を発表し、開発・運営する施設が100棟を超えた」
ケイヒンAEO(認定通関業者)の認定を取得「6月22日付けで、AEO制度での認定通関業者の認定を受け、東京税関より認定書を交付された」
佐川急便最新鋭のロジスティクスセンター「東松山SRC」を新設「東松山SRCは佐川流通センターとして埼玉県内最大級。佐川急便の配送機能と顧客の物流機能が同一施設に入居し、物流効率化とリードタイム短縮を実現」
佐川グローバルロジスティクス全日本物流改善事例大会2015で「物流合理化賞」を受賞「日頃から改善活動を奨励しており、今回『タブレット端末導入による作業標準化』が受賞。当社では動機づけとして改善発表大会も継続開催している」
札幌通運物流連モーダルシフト取り組み優良事業者賞(新規開拓部門)受賞「モーダルシフトの取り組みで、環境推進のみならず輸送品質の向上にも繋げたことが評価されたもの」
渋沢倉庫2015年5月大阪茨木地区に6000坪の第二期新倉庫が稼働「阪神地区での立地条件の良い自社倉庫で、飲料や日用品などを中心とした物流センター一括受託業務を運営し、高付加価値な物流サービスを提供」
住友倉庫AEO特定保税承認者の承認を取得「5月、大阪税関長からAEO制度に基づく特定保税承認者の承認を受けた。輸出入関連業務でのセキュリティ管理とコンプライアンス体制を強化する」
西濃運輸東京支店の新築移転工事着工「東京湾岸エリア(新木場)に保管庫を併設した複合施設(トラックターミナル一体型)を2016年春の竣工を目指して着工した」
センコーグループシナジーを発揮し、ランテックと 3 温度帯物流を推進「2014 年にグループ入りしたランテックの低温物流と、センコーの常温物流を融合させ、3温度帯物流センターや共同配送など、新しい物流サービスを構築中」
第一貨物共同運行による効率化の可能性を拡大GLP(グリーン物流パートナーシップ)物流審議官表彰を受賞「当社はトナミ運輸、久留米運送と連携して幹線輸送の共同運行に取り組み、積載効率の向上のほか、ドライバーや施設の効率的な活用を更に推進していく」
中越運送三条ロジスティクスセンター新倉庫稼働「新倉庫1200坪の運用開始。既存施設と合わせ4400坪となる。新潟県央地区最大の物流拠点として、地域密着型ロジスティクスセンターのさらに拡大を目指す」
トナミ運輸連結子会社の再編・統合「新中期経営3か年計画のスローガンに掲げる『高品質経営』を目指し、連結子会社の内10社を5社とする合併を10月1日に実施した」
成田国際空港日航貨物ビル旧事務棟の撤去、跡地への屋根掛け工事に着手「本工事により、トラックドックが増設されるとともに、上屋から新たな動線が確保されることから、同上屋の機能が向上する。2017年3月完成予定」
ニチレイロジグループ本社ニチレイロジグループ船橋物流センター8期棟が稼働「8期棟(2万260トン)稼働により、船橋物流センターの保管能力は9万7774トンに達し、グループ最大規模を誇る物流センターとなった」
日本海運北海道航路の東京港バース変更と九州航路の中四国寄港便数変更「3月16日、北海道航路の東京港でのバースを、若洲埠頭から中央防波堤に変更した。九州航路の松山寄港を週3便に、岩国寄港を週2便に変更した」
日本貨物鉄道JR貨物東京貨物ターミナル駅大規模物流施設の開発を決定「総合物流企業として発展するための布石として、貨物鉄道に直結した国内最大級の物流施設の開設を正式に決定。鉄道事業との相乗効果を生み出す」
日本梱包運輸倉庫持ち株会社体制に移行「ニッコンホールディングス」に商号変更「10月1日から持ち株会社となり、新しいグループ経営体制に移行。業容拡大、グローバルな事業展開を推し進め企業価値の最大化を図る」
日本自動車ターミナル日本自動車ターミナル・最新鋭物流施設京浜「新7号棟」オープン「京浜トラックターミナルに40ftコンテナ車が配送センターへ直接乗入れ可能で、免震構造、非常用自家発電など災害対策万全な『新7号棟』がオープンした」
日本フレートライナー東京都焼却灰のセメント原料化事業の本格実施「埋立処分量の削減、資源の有効利用を目的とするセメント原料化事業を本格実施することにし、全国のセメント工場あて鉄道コンテナによる輸送を開始した」
濃飛倉庫運輸AEO制度の「特定保税承認者」の承認を受諾「10月28日、AEO制度での特定保税承認者の承認を受け、名古屋税関より承認書を交付された、岐阜県内事業者では初」
日立物流第30回全国フォークリフト運転競技大会で厚生労働大臣賞をW受賞「当社グループ出場者が、一般の部で優勝(3位まで独占)、女性の部でも優勝(ほか1人入賞)、厚生労働大臣賞をW受賞し、合計5人の選手が上位に入賞した」
プロロジス5棟のプロロジスパークに開発着手し、国内開発実績が81件に「大阪、茨木で当社最大の開発(18万9000平方メートル)に着手。新しいマーケットを創造するため、千葉ニュータウンでも開発着手。国内開発実績が81棟、535万平方メートルに」
三井倉庫関東と関西に医薬・医療機器専用施設(P&Mセンター)竣工「5月神戸市、9月には関東地区初となる加須市に竣工。同時にサービスブランド「Pharma & Medical Innovation」を発表」
三菱倉庫新たな医薬品保冷配送サービス「DP-Cool」の構築に着手「医薬品専門運送子会社DPネットワークとともに、医薬品の物流に関する基準(GDP)に対応した新たな保冷品共同配送サービスの構築に着手した」
ヤマト運輸小さな荷物を送る「宅急便コンパクト」と「ネコポス」を発売「ネット通販やフリマサイトなどの市場拡大に伴い『小さな荷物』をよりリーズナブルに送りたいという顧客ニーズに応える新サービスを発売」
川崎汽船英国向け高速鉄道車両を徳山下松港から直接輸送「日本製の高速鉄道車両を、日本製の背高・重量貨物にも対応した新造大型自動車船で、日本の船会社が運ぶ『オールジャパン』での輸送プロェクトを開始」
鴻池運輸空港関連サービスがインバウンド旅行客の急増で伸長「インバウンド急増に伴い、関西国際空港などで国際線グランドハンドリング業務が大きく伸長、増収増益に貢献。サービスの質も高い評価を受ける」
全日本空輸ANAカーゴがIATA貨物委員会の委員に就任「国際航空コミュニティーで貢献度が高いとして、岡田晃社長がIATA(国際航空運送協会)貨物委員会の委員に就任。国内航空会社としては4年ぶり」
日陸10月1日、ライザエクスプレス社の株式を100%取得、子会社化。「ライザエクスプレス社の株式を20%追加取得し完全子会社化、社名をNRSライザエクスプレスに変更。日陸グループの一員として国際航空貨物事業の強化・充実の加速化を図る」
日新カンボジアに駐在員事務所を開設「経済発展が進むカンボジアでの情報収集、市場調査、顧客サポートを目的として、カンボジアプノンペン市に駐在員事務所を開設した」
日通商事本年もメキシコなど海外への進出を拡大「拡大する自動車産業の梱包事業を見据え、日通商事メキシコやインドネシア2か所目となる大型施設カラワンロジスティクス・サポートセンターを開設」
日本石油輸送4月1日シンガポールに駐在員事務所を開設「海外輸送業務の営業エリア、東南アジア諸国を含む10か国相互間に拡大したことに伴い、現地の顧客ニーズを掴むべく開設した」
日本通運マレーシアのハラール認証を取得ハラール物流網の構築を目指す「日系物流企業で初めてマレーシアの認証を取得。6月にはハラール機内食を現地食品企業と日本まで一貫輸送。その後小口混載輸送も開始した」
日本郵船日本郵船、自動車物流事業の世界展開を加速「ミャンマー、インド、サウジアラビア、コロンビア、中国で自動車物流事業の拠点を整備、伸びゆく市場で顧客のニーズへ的確に対応」
日本郵便豪州物流企業Toll Holdings Limitedの子会社化「5月にToll社を子会社化。同社をグローバル展開のプラットフォームとして、成長著しいアジア市場を中心に国際物流事業を拡大していく」
丸運丸運物流(天津)有限公司を2015年6月23日に設立「丸運国際貨運代理(上海)有限公司、丸運安科迅物流(常州)有限公司に次ぐ、3社目の現地法人を設立。3社のネットワークを活用し、事業拡大を図る」