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山九が中国・太倉に支店開設、上海港の混雑回避

2015年12月28日 (月)

国際山九が中国・太倉に支店開設、上海港の混雑回避山九は25日、中国現地法人の上海経貿山九儲運(上海市)が15日に太倉支店を開設したと発表した。

新支店は太倉地区、江蘇省全域の客先をターゲットにした太倉港発着貨物、太倉港利用提案の営業、集荷活動を目的に開設。太倉港に事務所を置くことで現場の管理監督を強化し、サービス品質の向上、緊急時のタイムリーな対応が可能になった。

江蘇省の蘇州・無錫には多くの日系企業が進出しており、太倉港の利用へと切り替えていくことにより、上海港を経由していた同社の顧客は陸上輸送距離の短縮・上海港の混雑回避といった効果が見込める。

同社は「今後は太倉港をゲートウェイとして、江蘇・上海間のネットワークによる物流業務への対応を円滑に行い、太倉港発着貨物のさらなる拡大を目指す」としている。

■新支店の概要
現地法人名称:上海経貿山九儲運有限公司
支店名称:太倉支店
支店開設日:2015年12月15日
所在地:江蘇省太倉市港口開発区濱江大道東側北環路北側聯検ビル1棟1506室