ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

豊田通商、インドネシアの製粉会社に資本参加

2011年10月5日 (水)

フード豊田通商は5日、マレーシアの大手食品グループ「マライアンフラワーミル社」(MFM社)とともに、インドネシアの大手食品グループ「FKSキャピタル社」(FKS社)が設立した製粉会社への出資に向け、基本合意書を締結した。

 

インドネシアが将来的に、アジア最大の小麦輸入国となることが確実視されていることから、一次加工製造業である製粉会社に出資することを決めたもの。年内に合弁会社を設立、2012年に工場着工、13年に稼働開始する方向で、パートナー2社と準備を進める。

 

豊田通商は、自動車以外の分野の一つとして食料分野に注力しており、穀物事業では「今後もアジアの穀物需要に応えるため、さらなる安定調達・供給のバリューチェーン強化・拡大を図っていく」としている。

 

■合弁会社の概要
工場建設地:ジャカルタ市近郊
投資総額:約6600万ドル(約52億円)
工場用地:11ha
商業生産:2013年(予定)
製粉能力:原料小麦挽砕1500トン/日
出資比率:FKSグループ40%、MFMグループ30%、豊田通商グループ30%