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7月のトラック輸送、特積みが3.6%減少

2011年10月7日 (金)

アパレル国土交通省が7日発表した7月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物(調査対象26社)の輸送量は574万6980トンで、前月と比べ総輸送量が約24万トン、4.3%増加した。前年同月比では約15万トン減少し、3.6%減となった。

 

平均稼働日数は23日で、前月と比べ2.2日減少。前年同月比では2日減少した。稼動1日当たりの輸送量は24万9869トンで、前月比14.3%増、前年同月比5.8%増の実績となった。

 

宅配便(調査対象17社)は、取扱個数が3億1644万2000個(前月比15.2%増、前年同月比3.7%増)となった。

 

品目別は、前月に比べ輸送量は増加したものの金属製品、化学工業品、繊維工業品で輸送量が減少したとの回答が多かった。減少要因としては、工場・生産地からの貨物減が共通して見られたほか、倉庫から出る貨物減が化学工業品で見られた。化学工業品の主な減少地域は大阪、繊維工業品の主な減少地域は神奈川だった。

 

前年同月比では、稼働日数の減少などにより全体的に輸送量が減少。減少要因としては、工場・生産地や倉庫からの貨物減が化学工業品、繊維工業品、食料工業品で、商社・問屋からの貨物減が日用品で見られた。地域的には食料工業品が東北で、日用品は東北、関東、全国で減少している。

 

一般貨物(調査対象事業者数1049社のうち803社が回答)の輸送量は、前月比3%増、前年同月比1.8%となった。