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日本郵便・3Q、郵便・物流事業126億円改善し黒字化

2016年2月12日 (金)

ロジスティクス日本郵政が12日に発表した日本郵便の2015年4-12月期連結決算によると、郵便・物流事業の営業損益は前年同期の97億円の赤字から126億円改善し、29億円の黒字に転換した。日本郵便全体の売上高は、豪州物流大手のトールグループを買収したことなどにより、前年同期比で4922億円増え、2兆7053億円(22.2%増)となった。

日本郵便・3Q、郵便・物流事業126億円改善し黒字化

郵便・物流事業の総取扱物数は0.9%の増加。このうち、郵便物はアジア宛てのEMS・国際小包など国際郵便が伸びたほか、マイナンバー通知カードの差出しがあったにもかかわらず、0.4%減の119億4400万通にとどまった。

EC市場の拡大を受け、ゆうパックは0.9%増の4億100万個で3期連続の増加、ゆうメールも6.9%増の26億2300万冊と堅調に拡大した。

[日本郵便連結業績]2016年3月期第3四半期連結決算(単位:億円)

 2016年3月期
第3四半期
2015年3月期
第3四半期
増減 
売上高
27,05322,13122.2%
営業利益
34119376.7%
経常利益
41424370.4%
当期純利益
487218123.4%

[郵便・物流事業、国際物流事業]

郵便・物流事業
売上高
14,49513,8944.3%
営業利益
29-97-
国際物流事業
売上高
3,829--
営業利益
166--