
▲内航フィーダーコンテナの取扱量上位3港(2014年)
ロジスティクス商船三井と井本商運(神戸市中央区)は16日、仙台塩釜港(仙台港区)と東京港を結ぶ内航フィーダーコンテナ航路を開設した。仙台塩釜港の輸出入ニーズに柔軟に対応するため、専用船による定曜日サービスを提供する。
井本商運が249TEU積みのコンテナ船「ひょうご」を運航し、商船三井は航路運営を担当する。
商船三井は東京港で新航路と自社のグローバルネットワークを接続することで、仙台塩釜港と各国のアクセス性を高めるとともに、農水産物など冷蔵・冷凍貨物ニーズにも幅広く対応していく方針を表明している。
新航路の開設により、仙台塩釜港の内航フィーダーコンテナ航路は過去最高の9航路となる。同港は2014年のフィーダーコンテナの取扱量が国内最多となっており、新航路の開設で荷主の利便性をさらに高め、取扱量の拡大を図る。船舶代理店は塩釜港運送。