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エプソン、有機EL採用の軽量スマートグラス商品化

2016年2月23日 (火)

サービス・商品エプソン、有機EL採用の軽量スマートグラス商品化セイコーエプソンは23日、同社のメガネ型ウエアラブル機器(スマートグラス)「モベリオ」の第3世代プラットフォームを開発した、と発表した。新世代プラットフォームを採用した「モベリオBT-300」は今秋に商品化する。

同社は独自のマイクロディスプレイ技術・光学技術を生かし、2011年11月に当時としては世界初となるスタンドアローン型スマートグラス「モベリオBT-100」をコンシューマー用途向けに1号機として発売。

14年6月にはセンサーを搭載し、アプリによる映像視聴以外の新しい可能性を創出、前モデルから大幅に小型・軽量化した第2世代の「BT-200」を商品化した。さらに、15年9月には業務用途に機能を進化させたスマートヘッドセット「モベリオプロBT-2000」を投入した。

新世代プラットフォームを採用したBT-300では、光学エンジンにエプソン独自の0.43型超小型高精細カラーのシリコンOLED(有機EL)ディスプレイを採用。高輝度、高コントラストという特長を生かし、従来品のコントラストでできなかった「スクリーン感を意識させない映像表現」を実現した。

また、OLEDディスプレイをスマートグラス専用に最適化したことにより、光学レンズの小型化による軽量化が可能となり、ヘッドセット部の重量を前モデルのBT-200から20%削減した。

▲従来品

▲従来品

▲新製品

▲新製品