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引き渡し時期17年春

伊藤忠、ネシア・カラワン工業団地で200haの造成着手

2016年2月25日 (木)

拠点・施設伊藤忠商事は24日、インドネシアの大手財閥「シナルマス」グループと20年超にわたって共同で開発・運営するカラワン工業団地(ジャカルタ)で、追加取得した200ヘクタールの造成工事に着手した、と発表した。新たに造成する用地は2017年春に引き渡しが可能となる。

伊藤忠、ネシア・カラワン工業団地で200haの造成着手

ジャカルタ中心部から東へ60キロ離れた場所に立地するカラワン工業団地は、これまでの総開発面積が1200ヘクタールに達しており、140社が入居。このうち日系企業が85%超を占めている。

充実した付帯施設を備えた工業団地販売に加え、賃貸工場や賃貸倉庫といった付加価値の高い補完サービスを揃えて多様なビジネスニーズに対応する運営が高い評価を得て、2013年にインドネシア政府工業省から第一回最優秀工業団地賞を受賞、15年には第二回優秀工業団地賞を受賞した。

同社は国内で培った物流施設などの産業不動産開発ノウハウをアジア全域へ展開する方針で、「製造業のみならずサービス業の海外事業展開に寄与したい」としている。