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ヤマトHD、創業100周年に向けシンクタンク設立

2016年4月1日 (金)

ロジスティクスヤマトホールディングスは1日、2019年の創業100周年に向けた記念事業の一環として、「ヤマトグループ総合研究所」を設立した。

「物流」の進化・発展を通じ、少子高齢化や地方の過疎化、環境・医療・教育・福祉分野でも多くの社会的課題が発生しているなどの社会的課題の解決を目指し、「生活者とのリアルな接点」という同社グループの強みを活かして既存事業や「グループの枠組みを超えた取り組み」を行う。

研究所の運営に際し、上智大学経済学部の荒木勉教授を専務理事に、早稲田大学商学学術院内田和成教授を理事に招へいし、異業種協業、産学官連携を積極的に行うなど、オープンイノベーションを推進する。

クロネコラボ、クロネコアカデミー、クロネコアーカイブの3つの取り組みに分け、クロネコラボでは国内外問わず、政治・経済・産業などの領域横断的な調査分析、物流を切り口とした「生活・まちづくり」「産業」領域の新たな技術・ソリューションの研究開発を行う。

クロネコアカデミーは、社内外に向けて経営者や経営の中核となるIT・財務などの専門職、グローバルリーダーなどの人材育成を実施。クロネコアーカイブは、同社グループの歴史的史資料の収集・保管と、一般向けに100周年記念史料館・資料室の創設・運営を担う。