調査・データ日本船舶輸出組合は12日、3月の輸出船契約実績を発表した。
3月の一般鋼船の契約は11隻、78万総トンで、内訳はバラ積船がハンディ型1隻、ハンディマックス型1隻、ポストパナマックス型1隻、ケープ型1隻、油送船がVLCC2隻、LPG船5隻となった。2015年度の輸出船受注量は389隻、2018万総トンとなった。
3月受注分の契約態様は、トン数ベースで円建契約が34.7%、円・外貨ミックスが45.8%、外貨建が19.5%、現金払契約が100%、商社契約が0%だった。
15年度受注分では、円建契約が16.4%、円・外貿ミックスが12.1%、外貨建が71.5%、現金払契約が100%、商社契約が15.4%となった。
納期別の内訳は、3月では17年度ものが47.7%、18年度ものが12.8%、19年度ものが39.5%となっている。15年度では、15年度ものが0.7%、16年度ものが18.9%、17年度ものが22%、18年度ものが35.4%、19年度ものが20.2%、20年度ものが2.4%、21年度ものが0.4%。
一方通関実績は、3月が40隻、182万総トン、15年度では294隻、1184万総トンで、この結果、15年度3月末の輸出船手持工事量は716隻、3541万総トンとなった。