ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

阪急阪神エクス、航空輸出件数が15か月ぶりプラス

2016年5月10日 (火)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは9日、4月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取扱件数が1万7003件(前年同月比3.1%増)で15か月ぶりに増加、取扱重量は4785トン(12.4%減)で9か月連続で前年を下回った。

米州(TC-1)向けは、前年特需の反動から各地で落ち込みが続く中、自動車関連が好調な荷動きを示していた西部向けも3割超の減少となり、全体では重量ベースで8か月連続のマイナスとなる、40.5%減だった。

欧州・中東(TC-2)向けは、オランダ向けに自動車関連のスポット出荷があったものの、ドイツ向け、英国向けが前年の反動で大きく落ち込み、全体では重量ベースで6か月連続で前年実績を下回り、25%減少した。

このほかの地域(TC-3)向けは、中国向けの電子部品がスポット出荷を含め好調な荷動きを示したほか、タイ向けの電子部品や自動車関連も堅調に推移し、全体では重量ベースで6%のプラスとなり6か月ぶりに増加に転じた。

輸入取扱件数は11.4%減の1万3318件で、2か月連続の対前年マイナスとなった。品目別では、自動車部品関連はほぼ前年並みだったが、アパレル関連や電子部品関連は引き続き低調に推移した。