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大林組、自社の新物流施設にメガソーラー設備

2011年11月21日 (月)
久御山物流センター(仮称)の完成予想図

久御山物流センター(仮称)の完成予想図

ロジスティクス大林組は、京都府に建設予定の自社物流倉庫「久御山物流センター」(仮称)の屋根上にメガソーラー級発電施設を導入する。太陽光モジュールにはパナソニック製を採用する。

 

物流倉庫の屋根全面(約1万3000平方メートル)を用い、約1000キロワットの大規模太陽光発電を自ら手掛けることで、EPC(エンジニアリングプロキュアメント&コンストラクション=設計、調達、施工)の一連のノウハウを蓄積し、顧客ニーズへの対応力を強化する。

 

同社では、約1万キロワットの地上置きメガソーラーを施工中であり、基礎、架台の施工生産性の省力化やコストダウンなど、施工ノウハウの蓄積を進めることで、EPCを一連で手掛け、機能性を追求しながら信頼性の高い施設を短期間で構築するといったソリューションを提供する。

 

また、「再生可能エネルギー特別措置法(再生エネルギー法)の成立や環境配慮型施設への注目を受け、今後、再生可能エネルギーに関する市場は一層の拡大が期待される」として、太陽光発電導入を検討する顧客に向けて、事業の企画から運営までをトータルサポートし、事業者の立場に即したプランを提案していく。

 

■久御山物流センター(仮称)の概要
場所:京都府久世郡久御山町
概要:S造、地上4階建て
延べ面積:5万6234平方メートル
太陽光発電設備の定格出力:982kW
建築主:大林組
設計・施工管理:大林組
工期:2011年9月-2012年6月