拠点・施設三菱ふそうトラック・バスは23日、ダイムラー商用車部門が世界6か所でリージョナル・センター(RC)の開設を終え、本格稼働を開始した、と発表した。
三菱ふそうとダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社が協業展開するダイムラー・トラック・アジアは、世界6か所に開設されたダイムラー商用車部門のリージョナル・センターを活用し、「FUSO」と「バーラトベンツ」の販売・カスタマーサービスの拡大を図る。
ダイムラーの商用車部門はインド・チェンナイに南アジア地域6か国、ブラジルに中南米地域34か国を統括するRCを開設。これにより世界6か所のRC開設が完了した。
ダイムラーAGの取締役兼トラック・バス部門総責任者を務めるウォルフガング・ベルンハルト氏は「現地顧客との関係強化、市場変化への迅速な対応、リードタイムの短縮を目的に、成長のカギとなる地域にRCを7か月の間に段階的に6か所設置してきた。6か所目の開設となった南アジアではスリランカやミャンマー、ネパールなどの顧客により高いサービスと商品を配達する」と話している。