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日通、シンガポール「熊本フェア」向け鮮魚輸送サポート

2016年6月7日 (火)

ロジスティクス日本通運は7日、全国漁業協同組合連合会(全漁連)がシンガポールで11日に開催する熊本フェアで必要な鮮魚輸送を担当すると発表した。

熊本漁連と天草漁協が水揚げした鮮魚の梱包に同社独自の「sea snow」(シー・スノー)を用い、高い鮮度を保持したままシンガポールまで輸送する。

全漁連は日本の海産物の認知度向上と輸出拡大を目指し、シンガポールに海外アンテナショップ「レストランJF KANDA WADATSUMI」を開設、月ごとにフェアを開催しており、6月は震災復興支援の一環として熊本フェアを行う。

11日には現地のレストランオーナーを招き、熊本・天草地区でとれた鮮魚の料理方法の指導や試食会、商談が行われることになっている。

日通は天草漁港から熊本空港、成田空港を経由してシンガポールの店舗まで一貫輸送を行う。その際、摂氏マイナス1度前後、塩分濃度1%の特殊な雪状の氷を同社が無償で提供し、魚体を包み込んで酵素分解を抑え、長い期間、高い鮮度を保持するという。