ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三菱電機、和歌山の冷熱機器生産拠点で物流倉庫集約

2016年6月14日 (火)

拠点・施設三菱電機は14日、大型冷熱機器を製造する和歌山市の拠点「冷熱システム製作所」で10か所に分散していた外部倉庫を集約する新たな物流施設「岩出物流センター」の稼働を15日に開始する、と発表した。

三菱電機、和歌山の冷熱機器生産拠点で物流倉庫集約1

岩出物流センターは、運送や不動産賃貸事業などを手がける渡辺産業運輸が三菱電機向けに新設した専用倉庫。

冷熱システム製作所は業務用空調機器・産業冷熱機器の事業拡大に伴う生産スペース確保のため、製品・資材の保管スペースを近隣の外部倉庫に段階的に移管した結果、10か所の外部倉庫に分散保管することとなり、物流効率が低下。

そこで今回、10か所の外部倉庫を新拠点に統合・集約し、倉庫間の輸送削減、資材の集中保管、生産ラインへのジャストインタイム供給、完成品の出荷機能付与による輸送効率改善――に取り組む。

岩出物流センターは延床面積が県内最大規模の2万9106平方メートルと大きく立地面でも京奈和自動車道岩出根来ICから100メートルと近いのが特徴。賃料は10年間で32億円となる。

■岩出物流センターの概要
所在地:和歌山県岩出市根来2274-9
建物面積:1万5775.24平方メートル
延床面積:2万9106.56平方メートル
構造:鉄骨造、地上2階建て
用途:物流倉庫
稼働開始:2016年6月15日