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名古屋港、3月の総取扱貨物量1%減、移出入が低調

2016年6月29日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は28日、3月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2996隻(前年同月比0.6%増)で、総トン数は2138万トン(1.8%増)となった。輸出入で増加したが、移出入で減少し、総取扱貨物量は1839万トン(1%減)と前年実績を下回った。

外貿貨物は、輸出では完成自動車(3%減)が減少したものの、自動車部品(4%増)が増加したため、498万トン(0.4%増)と増加した。輸入ではLNG(液化天然ガス、9.1%減)が減少したが、原油(53%増)が増加したため、686万トン(0.1%増)と増加した。全体では1184万トン(0.2%増)と増加した。

内貿貨物は移出が346万トン(5.7%減)、移入が308万トン(0.2%減)となり、全体では655万トンで(3.2%減)と前年を下回った。

外貿コンテナ貨物量は、424万トン(6.8%増)で前年実績を上回った。このうち輸出は産業機械(4.9%増)、自動車部品(4%増)が増加したため、208万トン(1.5%増)と増加した。輸入は衣服・身廻品・はきもの(42%増)、家具装備品(16.5%増)が増加したため、216万トン(12.4%増)と増加した。