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日通・1Q、前年の反動減で警備輸送除き減収

2016年7月29日 (金)

ロジスティクス日本通運が29日に発表した4-6月期決算は、米国西岸の港湾混雑の影響で航空貨物が増加した前年の反動から、警備輸送を除くすべてのセグメントで減収となった。

日本通運
2016年4-6月期決算
当期実績(百万円)
(前年同期比)
対売上高利益率
売上高
449,511-5.2%
営業利益
10,7782.1%2.4%
経常利益
13,5842.4%3.0%
当期純利益
7,371-10.1%1.6%

営業利益は利用運送費や外注費、燃油費が減少したことに加え、ワンビシアーカイブズなど新たに連結化した会社が寄与、2.1%の増益となった。

今後は国内で企業収益の下振れによる荷動きの低迷、海外でも中国など新興国経済の成長鈍化による輸送需要の減少、円高による為替の影響が予想されるとして、通期は売上高1兆8440億円(3.4%減)、営業利益570億円(4.1%増)、経常利益630億円(1%増)、最終利益360億円(1%増)を見込む。