ロジスティクスサカイ引越センターが25日に発表した9月中間決算は、引っ越し作業件数が前年同期より1万5550件増えたことで売上高が5.8%増の382億1600万円となったものの、M&Aに伴う手数料の支払いや連結化によるのれん代の償却が発生したのが響き、営業利益13.7%減、最終利益18.3%減と増収減益となった。
上半期の引っ越し作業件数は、移動者数が減少傾向となるなか1万5550件増の36万7251件と着実に拡大した。一方、SDホールディングスの買収に伴う仲介手数料1億4700万円や、連結化に伴うのれん・契約関連無形資産の償却費が4000万円発生し、営業減益につながった。
通期予想に対する上半期の進捗率は売上高、最終利益が50%をクリアし、順調に推移している。
2016年中間決算 |
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当期実績(百万円) | (前年同期比) | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | (前年同期比) |
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売上高 | 38,216 | 5.8% | 17,736 | 9.3% | |
営業利益 | 3,378 | -13.7% | 8.8% | 417 | -43.3% |
経常利益 | 3,625 | -10.7% | 9.5% | 581 | -27.8% |
当期純利益 | 2,112 | -18.3% | 5.5% | 342 | -47.1% |
セグメント名 | 売上高 | 営業利益 |
単一セグメント | - | - |