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東京税関調べ

東京港の輸入額7年ぶり減少、中国からの輸入落ち込み

2017年1月25日 (水)

調査・データ東京税関が25日に発表した東京港の2016年通年と12月の貿易概況(速報)によると、16年の輸入額は10兆5823億5400万円(前年比6.9%減)で、7年ぶりに減少となった。中国からの電算機類、音響・映像機器、衣類・同付属品などが減少した。

輸出は5兆8208億4900万円で6.8%減。主にベトナム向け工作機械、対オランダの電算機類の部分品、対中国のICが減った。貿易赤字は4兆7615億400万円。

一方12月では、輸入が9539億6300万円(前年同月比2.5%増)で9か月ぶりに増加した。スイスからの医薬品、中国の通信機、チリの魚介類・同調性品が増えた。輸出は5060億2500万円で5.1%減、貿易赤字は4479億3800万円となっている。