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日通、中国で化学品輸送の中外運化工国際物流と提携

2017年1月27日 (金)

国際日通、中国で化学品輸送の中外運化工国際物流と提携日本通運は26日、日通傘下の上海通運国際物流が中国の中外運化工国際物流と危険品を含む化学品輸送分野で、新規セールスと業務領域の拡大を目的に業務提携契約を結んだと発表した。

中外運化工国際物流は、同国の化学品・危険品輸送分野で「トップクラスの物流企業」とされ、自社車両360台を運行させている。上海市奉賢区では3万6450平方メートル(甲類2905平方メートル、乙類1万383平方メートル、丙類2万3162平方メートル)の危険品保管用の自社倉庫を備え、毒物や劇物を含む危険品の保管・配送業務を担っている。

中国では2015年8月の天津爆発事故以来、国内で危険品を取り扱う事業者への規制が厳しくなっているが、化学品メーカーを中心に化学品・危険品輸送に対する需要は従来と変わらない水準を保っている。

日通では中外運化工国際物流と提携する効果として、自社の国際的で豊富な輸送サービスと中外運化工物流の高品質な危険品輸送サービスを組み合わせることにより、「安全性が求められる化学品や原料の輸送で、顧客のニーズに合わせたサービスの提供が可能になる」と説明している。