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エバルス、中国地方初設置の「岡山ALC」竣工

2017年2月15日 (水)
エバルス、中国地方初設置の「岡山ALC」竣工
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拠点・施設メディパルホールディングスは15日、完全子会社のエバルスが医療用医薬品や医療材料を供給する新物流拠点「岡山ALC」が16日に竣工すると発表した。土地・建物・設備を含めた投資額は98億円。

メディパルホールディングスグループでは、安全・安心・ローコストを追求した新しい流通体制を構築するため、ALCの全国展開を段階的に進めている。現在、ALCは神奈川、南大阪、名古屋、札幌、東北、南東京、福岡、埼玉の8拠点保有しており、医療機関や調剤薬局向けに利用されている。

中国地方で初の設置となる岡山ALCは、医薬品・医療材料・医療機器・臨床検査試薬など、医療に関わる全てを取り扱う都市型フルラインセンターで、顧客に近い立地に2万3000SKU以上の商品を取り揃え、直接配送することにより、受注から納品までのリードタイム短縮を実現した。

独自に開発した需要予測システムで在庫を適正管理しており、過剰在庫と品切れが生じないように1品目ごと適正にコントロールし、定時・適量の完全納品を実現。免震構造を施すとともに自家発電設備、災害時の緊急配送用バイクを配備し、システム・通信の二重化で地震などの自然災害時にも安定して供給できる体制を整えている。

■岡山ALCの概要
名称:エバルス「岡山ALC」
所在地:岡山県早島町矢尾793
敷地面積:2万2210平方メートル(6718坪)
建築面積:9547平方メートル(2888坪)
延床面積:2万3420平方メートル(7084坪)
構造:鉄骨造(杭頭免震)、地上3階建 て
設備投資額:98億円(土地、建物、設備など)
カバーエリア:岡山県、鳥取県、島根県(一部)、広島県(一部)
出荷金額:990億円
稼働時期:2017年3月