拠点・施設CTP(オランダ)は28日、ルーマニアの物流施設「CTPark Bucharest West」で、LPPロジスティクス(ポーランド)向けの延べ5万6000平方メートルの配送センターを完成し、稼働を開始したと発表した。リース契約締結から1年未満で完成した施設で、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ向け物流を担い、南東ヨーロッパのサプライチェーンを強化する。
新施設は、2025年末に開設したLPPロジスティクスのEC(電子商取引)フルフィルメントセンターに隣接し、実店舗向け配送とEC物流を単一拠点で運営する。LPPグループのファッションブランド「Sinsay」の事業拡大を支える物流基盤となる。
CTPによると、今回の施設整備は両社の長期的な協業の一環で、CTPark Bucharest Westの配送センター群は完成時に総面積21万5000平方メートルとなり、この地域最大級の物流拠点となる見通し。
施設はブカレスト近郊でA1高速道路やコンスタンツァ港へのアクセスを備え、450店舗以上への同時配送に対応する。搬送や仕分け、出荷準備の自動化システムを導入したほか、中水再利用システムやLED照明など環境配慮設備を採用し、Aクラスのエネルギー性能認証を取得。環境認証「BREEAM Outstanding」の取得手続きを進めている。
CTPark Bucharest Westは中・東欧最大級の産業団地で、物流・製造企業の集積を進めるとともに、レストランや会議スペース、医療サービスなどを備えたコミュニティー施設も整備している。
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