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日立造船、酒造会社向け「甘酒用充てんシステム」出荷

2017年2月27日 (月)
日立造船、酒造会社向け「甘酒用充てんシステム」出荷
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荷主日立造船は、酒造会社向けに昨年開発した新型充てんノズル「マグネット駆動式シャッターノズル」を初搭載した甘酒用充てんシステムを出荷する。

甘酒は昨今、健康・美容食品として人気が高く「飲む点滴」とも呼ばれているが、粘性が高く、麹などの固形物を含んでいるため、製造時に充てんノズルの詰まりや充てん時の泡立ち・液だれなどが課題となっていた。ノズルの洗浄性が悪く、パッキンの交換頻度が高くなるなど固形物の入っていない商品に比べて生産能力が低下する点も改善が求められていた。

そこで、日立造船は同社が開発したマグネット駆動式シャッターノズルをシステムに搭載することにより、これらの甘酒の充てん時の課題が解決し、生産性が高まることを検証、このほど採用が決まった。

充てんシステムは充てん装置とキャッパ装置で構成され、300-720ミリリットルのガラス瓶4種類に対応、最大能力は110BPM(1分あたりの充てん回数が110回)となっている。