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日通、羽田・成田でも航空宇宙の物流品質規格取得

2017年3月22日 (水)

ロジスティクス日本通運は21日、羽田・成田の首都圏の基幹空港拠点で2月14日にフォワーダーとして初の「AS9120」認証を取得し、対応拠点を拡張したと発表した。

これにより、米仏の基幹空港、中部空港に加え、日本の航空貨物の輸出入窓口である成田・羽田空港もAS9120の品質ネットワークで結ぶことになる。新たな認証拠点は成田空港物流センター、成田空港第二物流センター、成田空港第三物流センター、羽田センターの4か所。

日通は11年9月に原木インターナショナルロジスティクスタウンで同認証を取得して以来、航空宇宙産業の国内開発・生産拠点が集積する中部や米仏で認証拠点の拡大を図ってきた。

AS9120認証を含むAS9100シリーズは、品質認証の国際規格であるISO9001に欧米の航空宇宙産業各社が設立した国際航空宇宙品質グループ(IAQG)独自の要求事項を補完した規格として、米国で制定されているもので、AS9120は「部品の保管、配送」を行う組織へ適用される。物流事業者のほか、卸売業者・商社などが対象。