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全ト協調べ

トラック事故の5割が経験年数「10年以上」

2017年4月3日 (月)
▲運転者の経験年数別データ(出所:全日本トラック協会)

▲運転者の経験年数別データ(出所:全日本トラック協会)

調査・データ全日本トラック協会(全ト協)が3月31日に公表した、2015年の交通事故データを集計し、公表した。調査によると、最も事故を引き起こす経験年数は「10年以上」で、全体の5割以上を占めていることがわかった。

ドライバーを年齢別にみると「40-49歳」が103件で最多となり、全体の3割を占める。経験年数では「10年以上」が最も多く163件で5割を占めている。

最も事故が多く発生している県は「大阪」が24件となっており、次いで「東京」が23件、「神奈川」19件、「埼玉」15件、「静岡」15件、「奈良」14件と続いている。

保有車両数別では、「11-20台」が57件と最も多く全体の19.2%を占めた。次いで「31-50台」が52件で17.5%、「51-100台」が50件で16.8%、「101-200台」38件で12.8%と続いた。発生月別では「2月」「12月」が34件で最多となっており、時間帯では「~4時」が41件と最も多い。

この調査は、自動車事故報告規則に基づき報告された15年データのうち事業用貨物自動車が第1当事者となった死亡事故297件を対象に行ったもの。

■詳細
http://www.jta.or.jp/kotsuanzen/jiko/H27%20judaijiko_201703.pdf