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全ト協調べ

営業用トラック死亡事故、前年比減も目標未達ペース

2016年7月27日 (水)

ロジスティクス全日本トラック協会(全ト協)が26日に公表した、1-3月の交通事故統計分析結果によると、期間中に営業用トラックが第1当事者となった死亡事故件数は70件で、年間280件ペースとなっていることがわかった。

(全日本トラック協会の資料を元にLogisticsToday編集部が作成)

▲事故件数(全日本トラック協会の資料を元にLogisticsToday編集部が作成)

全ト協では1万台あたりの死亡事故件数として「2.0」を目標に掲げているが、280件となった場合は「2.3」となり、2015年の「2.5」に比べ0.2件減少したものの、目標には届かない。

都道府県別では北海道と大阪府が17件で最も多く、次いで埼玉県、千葉県が6件、兵庫県5件、東京都4件と続いている。車両区分で傾向を見ると、大型が42件で6割を占め、次いで中型が24件(34.3%)、普通4件(5.7%)と続いた。