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経産省調べ、中国の越境EC購入額32.6%増・2.2兆円

16年EC市場規模、BtoC1割増え15.1兆円に

2017年4月24日 (月)
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EC経済産業省が24日に発表した、2016年の電子商取引に関する市場調査結果によると、国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は15.1兆円となり、前年から9.9%拡大した。狭義のBtoBは204兆円で1.2%増、広義のBtoBは291兆円で1.3%増となった。

EC化率はBtoCで前年から0.68ポイント増え5.43%に、狭義BtoBは19.8%(0.6P増)、広義BtoBは28.3%(1P増)といずれも増加傾向を維持した。ネットオークション市場規模は1兆849億円で、このうち3458億円がCtoCによる取引。フリマアプリ市場規模は3052億円となった。

日本の消費者による米国、中国事業者からの越境ECによる購入額は2400億円(7.5%増)、米国の消費者による日本、中国事業者からの越境EC購入額は1兆円(15.2%増)、中国の消費者による日本、米国事業者からの越境ECによる購入額は2.2兆円(32.6%増)と、中国の存在感が際立つ結果となった。