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物流センター自動化子会社が主催、各国からファイナリスト16人出場

アマゾンのロボットコンテスト、7月に日本初開催

2017年5月10日 (水)
空白

話題アマゾンは10日、名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)で7月27日から30日まで、日本で初めてとなるロボットコンテスト「アマゾン・ロボティクス・チャレンジ」を開催すると発表した。米国法人の100%出資会社でロボット技術を用いた物流センター業務の自動化に取り組むアマゾンロボティクス社が主催する。

3回目となるアマゾン・ロボティクス・チャレンジには、オーストラリア、ドイツ、インド、イスラエル、日本、オランダ、シンガポール、スペイン、台湾、米国の10か国から16人のファイナリストが出場し、商品を取り出して収納する最新ロボットのハードウェアやソフトウェアを披露する。

コンテストは物体認識、姿勢制御、把持計画、コンプライアントマニピュレーション、動作計画、作業計画、作業実行、エラー検出・回復を組み合わせて行われ、ロボットが一定時間内に取り出し・収納に成功した商品数によって採点。優勝チームは最大25万ドル賞金を手にすることになる。

アマゾンはロボティクスやオートメーションによる技術革新の支援に積極的に取り組んでおり、各国の25を超えるフルフィルメントセンターで8万以上の「アマゾン・ロボティクスドライブ・ユニット」を活用している。

■2017年「アマゾン・ロボティクス・チャレンジ」参加チーム
MC^2:三菱電機、中部大学、中京大学
NAIT-Panasonic:奈良先端科学技術大学院大学、パナソニック
TeamT2:鳥取大学、東芝
TeamK:東京大学
MIT-Princeton:マサチューセッツ工科大学、プリンストン大学
TeamDuke:デューク大学
PLAID:カーネギーメロン大学
GMU-Negev:ジョージメイソン大学、ネゲヴ・ベン=グリオン大学
ACRV:クイーンズランド工科大学
IITK-TC:インド工科大学カーンプル校、タタ・コンサルタンシー・サービシズ
TKU M-Bot:淡江大学
Nanyang:南洋理工大学
Nimbo Picking:ボン大学
UJI RobInLab:ジャウメ1世大学
Applied Robotics:スマートロボティクス、シドニー大学
IFL PiRo:カールスルーエ工科大学、ヘルムートシュミット大学

■「アマゾン・ロボティクス・チャレンジ」の詳細
https://www.amazonrobotics.com/#/roboticschallenge