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アイリスオーヤマ、韓国に2万パレット対応の自動倉庫新設

2017年6月1日 (木)

拠点・施設アイリスオーヤマは1日、韓国物流子会社のアイリスコリアが、仁川広域市に75億円投じ、自動倉庫機能と家電製品の生産機能を併せ持つ「松島工場」を新設すると発表した。

アイリスコリアは、京畿道軍浦市を拠点に1988年5月に設立。2003年には同地区に物流センターを設立し、アイリスグループの基幹工場である中国大連工場で生産している木製家具、インテリア用品などの物流を担っている。

昨今、韓国でもインターネット通販の売上が拡大しており、特にサーキュレーターなどの家電製品の販売が好調に推移していることから、今後も拡大を見込み、最新の自動化設備を導入した家電製品の生産工場を新設することにした。

今回の松島工場を新設することで2拠点体制を確立し、インターネット通販の物流体制の効率化を実現する。また、2万4920パレットを収容できる自動倉庫を新設することで、インターネット通販向けの製品ラインアップを拡充でき、幅広い顧客様ニーズに対応する供給体制を構築する。

■「松島工場」概要
所在地:仁川広域市松島洞.215-1
土地面積:2万7619平方メートル
建物総面積:4万4794平方メートル
自動倉庫:2万4920パレット
総投資金額:75億円(土地20億円、建物55億円)
生産アイテム:家電製品(サーキュレーター、布団乾燥機、空気清浄機)
販売計画:50億円
竣工時期:2018年10月

■アイリスコリア概要
設立:1988年5月
所在地:京畿道軍浦市
拠点:物流センター