ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

安川電機、人とロボットの協働ピッキングを実現

2017年6月8日 (木)
空白

サービス・商品安川電機は8日、産業用ロボット「MOTOMAN」(モートマン)の新たなラインアップとして、人と協働した作業するロボット「MOTOMAN-HC10」を5日から販売開始したと発表した。

この製品は、国際規格「ISO10218-1」に準拠しており、外部からあらかじめ設定した制限値を超える力を検出すると自動で停止する「人協働モード」を備えていることから、安全柵の設置が不要。

これにより、ねじ締め作業、組立作業、小物部品の仕分け・整列・箱詰め・ピッキング、装置内・装置間搬送、検査・測定などの作業を人とロボットの協働で行えるようになる。

また、アーム同士を離すことで隙間を確保する「挟み込み防止」の形状としている。このため、産設備の自由度が向上し、今までロボットの導入を見送っていた現場や、ロボットの設置が困難とされていた工程などでもロボットを使用した自動化の可能性が拡大する。

なお、安全柵無しで設置する場合には別途リスクアセスメントが必要となっている。販売価格はオープン。