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鈴与、静岡内陸拠点「新静岡物流センター」竣工

2017年7月12日 (水)
空白

ロジスティクス鈴与は12日、静岡市葵区で「新静岡物流センター」を竣工したと発表した。

新センターは、新東名高速道路新静岡ICから2キロに位置し、2019年に全線開通する中部横断自動車道新清水JCTにも近い。海上輸送の拠点となる清水港コンテナヤードからは国道1号バイバス経由で20キロと利便性の高いロケーションに立地する。

LED照明の導入や太陽光発電設備の設置など、省エネ、環境負荷低減の対応を充実させ、建築物の省エネルギー性能の認証制度「BELS」で静岡県の物流施設として初となる最高ランクの「五つ星」を取得。

建物は柱を鉄筋コンクリート造とし、梁が鉄骨造の混合構造を採用した。物流センターなど積載荷重が大きく、広い空間を必要とする建物に適した構法で、柱間のスパンを大きくとることができ、柔軟な物流動線を確保できる。

海抜は100メートルで、非常用発電設備を利用することで停電時にも物流機能を3日間維持できる体制を整えた。

海上コンテナなどの積み卸しに適した高床式バースと、パレット単位でトラックへの積み卸しに適した低床式バースの両方を兼ね備え、輸出入貨物と国内向け貨物のどちらにも対応できる機能を持つ。

■新静岡物流センター概要
名称:鈴与新静岡物流センター
所在地:静岡市葵区牛妻1153-6
営業開始:2017年8月21日
敷地面積:1万5900平方メートル
倉庫延床面積:1万6900平方メートル(4階建て)
従業員数:100人