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機械輸出組合調べ

5月機械輸出、16地域向けすべて増加

2017年7月24日 (月)

調査・データ日本機械輸出組合のまとめによると、5月の機械輸出額は3兆7072億円(前年同月比14.5%増)と4か月連続でプラスとなった。為替・営業日要因を除いた実質的な伸び率は7.9%増。16地域向けすべてがプラス成長となったほか、自動車など主要な21輸出業種のうち19種がプラスとなったのが寄与した。

5月の全商品輸出額は5兆8512億円(14.9%増)と6か月連続でプラス。全輸出額の20%を占める一般機械(17.1%増)がプラスとなったほか、17%を占める電気機器(13.6%増)、輸送用機器(12.5%増)、鉄鋼・非鉄金属など原料別製品(12.4%増)、プラスチックなど化学製品(14%増)などが増えた。

輸入額は6兆554億円で5か月連続増(17.8%増)。全輸入額の20%を占める原粗油などの鉱物性燃料(41.4%増)が、原油価格の上昇から5か月連続でプラスとなったほか、電気機器(11.5%増)、化学製品(16.6%増)などの伸びも大きかった。

輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、2042億円と4か月ぶりの赤字。