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郵船ロジ、インドネシアで日系初物流ハラル

2017年10月16日 (月)
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認証・表彰郵船ロジスティクスは16日、インドネシア法人が8月に日系物流企業として初めてインドネシアでハラル認証を取得したと発表した。ハラル認証機関のインドネシア・ウラマー評議会食料・薬品・化粧品研究所から取得した。

2.5億人の人口を擁する同国では、国民の9割以上をイスラム教徒が占めており、2019年にはインドネシアに輸入、流通する食品・化粧品・医薬品などにハラル認証を義務付ける法律が施行されることから、ハラル認証が求められる製品の物流の取り込みを図るため、認証を取得した。

認証範囲はジャカルタ港、空港発着の海上・航空輸出入で同社が提供している一連のオペレーションが対象で、例えば貨物の引き取り、配送はハラル認証基準を満たすトラックのみを使用するなど、取り扱い方法のトレーニングを受けたスタッフが手順に沿ってオペレーションを行い、認証に沿った物流サービスを提供する。

同社は2015年4月にマレーシアで運送業務と倉庫業務に求められるハラル認証を日系物流企業で初めて同時取得し、17年4月にはタイ・レムチャバン倉庫で同認証を国内物流企業で初取得するなど、アジア域内でハラル物流サービスを展開。

今後はハラル物流をインドネシアで展開できる唯一の日系物流会社としてASEAN諸国と連携し、グローバルなハラル物流を手がけていく。