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三菱重工、冷熱・カーエアコン事業を来年集約

2017年10月24日 (火)

荷主三菱重工業は23日、冷熱事業とカーエアコン事業をそれぞれ手がける子会社2社を2018年1月1日付で統合するとの方針を発表した。規模の拡大、効率化の追求を狙いとした事業再編策の一環で、冷熱、カーエアコンの技術・事業リソースを集約して国際競争力の強化に取り組む。

統合対象の子会社2社はいずれも三菱重工本体の事業を切り離して運営している100%出資の子会社で、三菱重工サーマルシステムズは16年10月、三菱重工オートモーティブサーマルシステムズは13年1月に発足。統合は三菱重工サーマルシステムズを存続会社とする吸収合併とし、新社名は「三菱重工サーマルシステムズ」の商号を受け継ぐ。

今後、2社間で人材交流や営業・技術・製造のシナジー追求、事業管理部門の効率化などに取り組み、組織横断的なリソースの補完で事業運営の安定化に注力する。