財務・人事鴻池運輸が13日発表した4-9月期決算は、主力の複合ソリューション事業でNKSホールディングの新規連結化や院内物流が好調に推移し、増収増益となった。
複合ソリューション事業は、鉄鋼関連分野で原料や製品運搬の生産工程付帯業務が持ち直したほか、火力発電所関連の大型工事の獲得により堅調に推移。
食品関連分野でも夏場の天候不順や市場縮小の影響により、酒類の取り扱い業務は減少したものの、清涼飲料の製造請負、配送センター業務が堅調。また空港関連分野ではNKSホールディングの新規連結化やメディカル関連分野の院内物流の好調も寄与し、売上高は6.2%増、セグメント利益は6.2%増加した。
■2018年3月期第2四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 137,363 | 5.6% | |
営業利益 | 6,486 | 3.0% | 4.7% |
経常利益 | 6,684 | 4.3% | 4.9% |
当期利益 | 4,334 | 2.0% | 3.2% |