行政・団体四国運輸局は12日、貨物自動車運送事業者に対する昨年12月の行政処分状況を公表した。同月は4社に対し、車両の使用停止処分を行った。詳細は次の通り。
社名 | 所在地 | 処分内容 | 監査の端緒 | 違反概要 | 営業所の違反点数 | 事業者の違反点数 |
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協和運送(本社営) | 徳島県小松島市 | 車両の使用停止10日車+文書警告 | 労働局からの通報 | 運転者の健康状態の把握が確実になされていなかったことなど6件 | 1 | 1 |
四国陸運(本社営) | 愛媛県今治市 | 車両の使用停止40日車+文書警告 | 死亡事故 | 運転者に対する点呼が確実になされていなかったことなど5件 | 4 | 4 |
広進運輸(本社営) | 愛媛県新居浜市 | 事業停止7日間+車両の使用停止60日車+文書警告 | 公安委員会からの通報(過積載運行の容認) | 過積載による運送の引き受けを行っていたことなど9件 | 6 | 6 |
企業組合ライフ・ワーク(阿南営) | 徳島県阿南市 | 車両の使用停止20日車 | 労働局と合同監査 | 運転者の過労防止に関する措置が不適切であり、運転時間の限度を超えて乗務していた者があったこと | 2 | 2 |