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原油輸入34%に急減、燃料油販売も3か月連続減

2026年5月29日 (金)

調査・データ資源エネルギー庁は5月29日、2026年4月分の石油統計速報を公表した。原油輸入量は407万klとなり、前年同月比34.3%にとどまった。前年割れは2か月連続。輸入量の多い国はサウジアラビアが182万kl、UAEが165万kl、米国が31万kl、エクアドルが10万kl、オマーンが7万klだった。中東依存度は87.6%で、前年同月から6.1ポイント低下し、7か月連続で前年を下回った。

燃料油の生産は993万klで、前年同月比88.6%となり、2か月連続で前年を下回った。油種別では灯油が前年を上回った一方、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油、A重油、B・C重油はいずれも減少した。石油化学原料となるナフサの生産は90万6660klで、同77.2%に落ち込んだ。

燃料油の輸入は168万klで、63.8%となり、11か月連続で前年を下回った。輸出も137万kl、68.7%で、4か月ぶりの前年割れとなった。国内販売は974万kl、88.7%で、3か月連続で前年を下回った。ジェット燃料油、軽油、B・C重油は前年を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、A重油が減少した。軽油販売は251万8544klで同100.2%と小幅に増え、貨物輸送を含む陸上需要は底堅さを保った。

燃料油在庫は828万klで、90.3%となり、2か月連続で前年を下回った。ガソリンとジェット燃料油は前年を上回ったものの、ナフサ、灯油、軽油、A重油、B・C重油は前年を下回った。軽油在庫は132万2563klで81.3%、ナフサ在庫は123万5901klで89.4%だった。

原油輸入の大幅減やナフサ関連指標の弱さは、石油化学製品、包装資材、燃料、輸送コストの動向を通じて物流分野にも影響し得る。中東依存度は低下したものの、依然として9割近い水準にあり、国際情勢や調達環境の変化が国内の燃料・資材需給に波及しやすい構図は続いている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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